活動報告

活動報告

オープン委員会報告2(子どもの心とからだ委員会)

平成30年9月11日(火) 勤労者福祉センター

第4回 子どもの心とからだ委員会のオープン委員会が開催されました。松本市子ども権利相談室室長 塚原文子さん、松本市子どもの権利擁護委員石曽根正勇先生のお二人を講師に迎え「子どもの権利とは」「子どもの権利相談室『こころの鈴』の取り組みから」「子ども、保護者の相談から」の3つのテーマでお話を聞きました。松本市では平成25年4月に子どもの権利に関する条例が施行され、それに基づき同年7月17日に「子どもの権利相談室『こころの鈴』」を開設。昨年の相談件数は395件。電話での相談が多く相談者は母親、続いて中学生、小学生が多いそうです。相談内容を聴き取り、意思を確認し解決方法を一緒に考えるという取り組みをしているそうです。相談内容を聴き取ることが大事で途中で自分の意見を挟まず最後まで聴くこと、話を受け止めて大人の考えを一方的に押し付けないこと、自信につながるような大人の言葉がけ、同じような問題でも解決方法はその子によって異なって当然で結果より過程を重視することが重要なのだそうです。

グループ討議では「子どもの最善の利益とは」のテーマで5つのグループに分かれて討議し発表しました。どんなに小さくても1人の人間であり意思があります。大人は子どものためと思ってしまい考えを否定してしまうことがあります。意見を尊重し、信じて任せてみることが自信や成長につながり、自立することが子どもにとって最善の利益になるのではないかと思いました。

取材 広報委員会委員 飯野 美香(安曇小中)

多くのメンバーにお集まりいただきました
講師の石曽根正勇さん
子どもたちに配布しているカード
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