オープン委員会報告4(地域とのつながりを深める委員会)
惜しい平成30年9月19日(水) 勤労者福祉センター
地域とのつながりを深める委員会(オープン委員会)が開催されました。信州型コミュニティースクールアドバイザー、青木 茂人様を講師に迎え「松本版信州型コミュニティースクール(CS)におけるPTAの役割について」のテーマでお話を聞きました。
松本市のコミュニティースクール事業(学校サポート事業・学校応援団事業)とは教育委員会の事業として平成20年度から開始されています。寿地区は平成21年度にモデル地区として活動を開始しました。
活動内容は公民館が学校と地域とのコーディネーターとしての役割を担いボランティアを募って学校支援を行っております。「地域と歩む開かれた学校づくり」「特色ある地域づくり」を進める事を目標として寿小学校をとりまく環境を最大に利用しながら活動をしております。
例を挙げると農産物を作る体験学習や小学生が保育園の花植え交流、地域探検学習、地域講師が学校へ出向きクラブ活動支援、里山体験学習、福祉ひろばとの交流、寿地区福祉の文化祭への参加など様々な活動を行って地域が学校支援をしたり、児童・生徒が地域へ出向きふれあい活動を行ったりしている事が分りました。
児童・生徒も地域へ出向き地域貢献を行う手助けをする事により地域の皆さん(特に高齢者)の笑顔が増えたとお聞きしました。この様な活動を行っていると、子ども達もいずれ大きく成長し大人になった時に地元へ戻って来る確率が高くなり、戻って来た時には自分たちが次へと繋げて行ってもらいたい「CS事業とCSふたむらを通じて、家庭と地域・学校はいつも向かい合い、子どもたちがのびのびと育つ、よりよい環境づくり、地域づくりをめざしたい。」と思いを述べて頂きました。
グループ討議では寿地区の特徴を生かした活動が出来る事は素晴らしい、ただ、学校によっては寿地区の様に出来ない学校もあるので今後CS事業を研究して行きたいなどの話もでました。
いずれにしても子どもたちの為に周りの大人が何を出来るのか、周りの大人が子どもたちからもらうパワーの大切さを感じさせられました。
取材 伴場 行芳(安曇小中)
