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委員会報告

第5回子どもの生活委員会報告

平成30年10月11日(木)、あがたの森文化会館の復旧を祈りながら、勤労者福祉センターにて、稲沼委員長を中心に、第5回「子どもの生活」委員会が開催されました。
今回は、「子どもの読書習慣をどう作る?」と「勉強の必要性」のダブルテーマでグループディスカッションと発表を行いました。

「子どもの読書習慣をどう作る?」のテーマでは、そもそもなぜ読書が必要なのか?どのように働きかければ、読書週間が身につくのか?子どもや自身が最近読んだおすすめの本や絵本は?といった枠組みでグループディスカッションが行われました。
ゲームや動画には勝てない!というご意見があった中、“語彙力が増える”“文章力が上がる”“変化に対応するための知恵が得られる”といった読書でしか得られない読書の意義が理解できました。また、稲沼委員長より、最近の読書に関する調査動向が説明され、“本を読む子どもほど将来就きたい職業を具体的に言える”事や“本をまったく読まない親の子どもほど本を読まない”ちょっと耳の痛い話等、読書習慣の必要性について、更に理解を深めることができました。
では、そんな大切な読書について、どのように働きかけたら読書習慣が身につくのでしょうか?“読書でしか得られない本の魅力を上手く伝える”“どんな本でも良いから興味を持たせる”“本を読んでいる親の背中を子どもは見ている、そんな親から勧められた本は、素敵な本に違いないと思ってもらう”・・・皆さんならどうしますか?

次のテーマでは「勉強の必要性」についてです。こちらも難しいテーマですが、ここではディスカッション前に稲沼委員長から教育に関する動向の説明を頂き、何のために学ぶのかを理解しました。続いてグループ毎に、何のために学ぶことが必要なのか?宿題やテスト勉強について困っていることは?勉強に目を向かわせるために家庭で工夫している事や約束事は?についてディスカッションを行いました。
“一人で生きていくため”“人生を楽しむため”等の意見が出され、なるほど~と感心していたところ、 “人生の選択肢を増やすため”との一言が・・・幸か不幸か訪れる未来は、自身の選択により決まります。この選択肢を増やすために学ぶ!更に心に響く一言でした。

「子どもの生活」委員会でのテーマは、何れも子どもの生活を豊かにするために、今、私たちに何ができるのかを考えるものです。子どもへの影響力が大きいであろう私たちの価値観が、今日も大きく変化した一日でした。稲沼委員長や皆さまに感謝!です。

取材 三村 崇徳(菅野小)

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