新しい可能性を探る ~令和元年度 第1回総務特別委員会~
新しい可能性を探る
令和2年1月22日(水)午後7時よりあがたの森文化会館1-5教室において、
「令和元年度 第1回 総務特別委員会」が本部役員を含め約40名の参加者により開催されました。
今回の委員会では、実態調査に向けた事前アンケートの集計結果、研究協議大会、市P連委員会活動などについて話し合われました。
〇実態調査に向けたアンケート
各単Pより寄せられたアンケート結果について検討しました。
各単Pの抱える問題や悩み、役員決めなど他校ではどのように行っているか知りたい、などの内容が寄せられていました。中でも昨今の情勢を反映した一番大きな問題としては、「非加入家庭への対応」が挙げられました。
実際に、来年度の保護者説明の時に、「今年PTAに入りたくない」という家庭があり、どう対応しらよいか、というある単Pの方からの質問がありました。
過去にそのような事例があった単Pの方々から、そのときの経験を踏まえての下記のような回答がありました。
・「非加入届」を配布した。
・PTA会費はもらって、活動や役員は免除にした。
・会費ももらわずに活動を免除にした。
などが主な対応策でした。現在のところ統一した見解やマニュアルはなく、個別に対応している状況です。個別対応による違いはありますが、いずれにしても、子どもに不利益が出ないように配慮する、という部分は共通していました。
〇研究協議大会について
研究協議大会についても活発な意見が出されました。
令和元年度は70周年の節目の大会でしたので、講師としてピーター・フランクル氏をお招きし、その講演をメインにして開催致しました。
アンケート結果では「とても有意義で充実していた」という意見も数多くありましたが、
来年度以降のあり方としては、
・協議する場なので、グループ討議はあった方が良いのではないか?
・動員数が多くて声かけが大変だった。動員は必要か?
・講演会の時間は90分位が良いと思う。
・2部構成にしたらどうか?
などの意見が出されました。
これらの意見を踏まえ、より充実した研究協議大会にして行きたい所存です。
〇委員会活動について
市Pの委員会活動については、「参加して得るものが多かった」という意見もありましたが、「もっと単Pに落とし込める内容のものが欲しい」、「意義がわからない」などの意見も出されました。
「意義」に関して言えば、委員会に参加することによって、普段なかなか知り合うことの出来ないさまざまな職業の方や、経験をお持ちの方々と交流することができ、それだけでも「意義」はあると思います。ひと昔前のオリンピックのように「参加することに意義がある」と考えます。
過去の委員会活動では、各委員会の中にさらに分科会があり、回数も今より多く開催されていました。委員の方たちの負担軽減のために、現在の委員会の形が形成されてきました。
年4回、90分という限られた回数と時間の中で、どれだけ単P、または各ご家庭に有意義な情報を提供できるか、それが今後のテーマです。
〇総括
連合会の活動について、皆さまからさまざな意見が出されました。どの意見にも共通していたのは「この活動をよりよいものにしていきたい」という思いでした。
まだまだ新しい可能性を秘めているPTA連合会。これからの発展が楽しみだと感じられた、総務特別委員会でした。
取材 広報委員会 矢嶌大輔(附属中)



多くの皆様にご参加いただき、たくさんの意見が出されました