広報誌づくり講習会が開催されました
令和2年9月24日(木)19:00から、あがたの森文化会館講堂において、広報誌づくり講習会が開催されました。
市内小中学校の広報委員長、松本市PTA連合会広報委員会メンバーなど56名が参加し、広報誌づくりについて学びました。
本来であれば新年度が始まる4月に開催し、広報誌に携わる皆さんがPTA広報誌の作成をするにあたっての導入口となる講習会ではありますが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、この時期の開催となりました。
しかし、広報誌の内容や発行時期などで悩んでいる各校の広報担当の方も多く、大勢の方が参加されました。


古屋会長の挨拶から始まり、清沢委員長より子どもたちのためにPTAが活動をしていることを、PTAに携わる皆さんにきちんと伝えることが大切であること、そのために工夫を凝らした広報誌を活用するのだということを、丁寧に説明していただきました。


その後、普段はなかなか見ることのできない他校のPTA広報誌を見させていただきました。
年々各校の広報誌のクオリティは高くなってきていると説明がありましたが、それぞれに工夫が凝らされており、参加者は写真の撮り方や特集の書き方など、自校にはない良さや新たな発見もあったようです。
次に、株式会社松本市民タイムス 執行役員論説委員長 高橋輪太郎氏より、取材のポイントと記事の書き方をご教授いただきました。
限られたスペースを最大限に使うために、大事なことから書くことを教えていただき、実際の新聞記事を使って、わかりやすく説明していただきました。また、見出しや写真で読者の関心を引くことで、本文まで読んでもらえるというポイントも教えていただき、広報誌づくりに活かしていけそうです。

次に、川越印刷株式会社 代表取締役社長 小林雅範氏より、印刷物を作るために確認が必要なことと、印刷物制作の流れをご教授いただきました。
印刷会社さんにはデザイナーさんもいらっしゃるので、しっかりと打ち合わせをして進めていくことが必要です。『どういう物をどのように印刷してほしいのか』を具体的に伝えるために、雑誌の切り抜きや色鉛筆を使ってデザインの方向性を示すと伝わりやすいと教えていただきました。

参加された方からは積極的に質問も出て、活気ある講習会となりました。
この講習会で学んだことを各校で実践していただき、素敵な広報誌が多く作成されることを楽しみにしております。
そして長野県小・中学校PTA広報誌コンクールにも、是非応募していただきたいと思います。
記事 広報委員会 宮川香織