松本市教育委員会へ要望書提出しました
松本市教育委員会へ要望書提出
松本市PTA連合会は令和2年12月14日、本部役員8名が参加し、古屋会長から松本市教育委員会・赤羽郁夫教育長へ要望書を提出しました。この要望書は各単位PTAから寄せられた要望をとりまとめたものです。具体的には下記の3点です。
① 学習環境の充実について
・情報システムの整備について
a. ICT教育へのサポート充実
b. 全児童へのタブレット配布について今後の市の計画
c. オンライン授業ができる環境の整備
・学校施設の更新について
トイレの様式化、水道蛇口の増設等
② 通学路の安全確保について
・防止柵、ゾーン30、グリーンベルトの設置等について
・カーブミラー、防犯等の設置について
・不審者への対策、対応について
・要望ルートの確認について
③ 新しい生活様式に関わる要望について
・コロナウィルス感染予防対策としての消毒作業に関わる専門業者の配置について
・ICT教育、オンライン授業の専門知識・技術を持った人員の配置と予算配分について
今年度は例年行っているアンケートと共に、PTA活動実践委員会でも要望内容について討論
をしました。それにより書面からだけでは汲み取れない生の声を聞くことができ、それらの意見
を踏まえ、より細やかに要望内容に反映することができました。
コロナ禍の中、児童・生徒の安全を確保する為にICT教育、オンライン授業ができる環境の整備
が重要な要望として挙げられました。松本市としてもあらゆる分野でデジタル化を進めており、
来年度には市内の小中学校の全児童、生徒にタブレットを配布する予定だそうです。
今後は双方が協力し、より学習環境を充実させていきましょう、と話し合いました。
その後の意見交換会でも活発な意見が飛び交いました。
その中でも特に印象深かったのが、不登校児童へのオンライン授業のガイドラインがあり、12月1日から運用している、とのお話でした。これは全国の自治体の中でも先進的な取組だそうです。
普段、なかなかお会いすることのできない赤羽教育長及び教育委員会の方々と直接お話しをさせていただく大変貴重な機会が得られ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
尚、要望に関する回答は令和3年1月21日にいただく予定です。
記事 松本市PTA連合会 副会長 矢嶌大輔(附属中)