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松本市PTA連合会と教育委員会との懇談会(1月18日)教育委員会からの回答

松本市PTA連合会と教育委員会との懇談会(1月18日)教育委員会からの回答

1 学習環境の充実について

(1) 各教室への冷房設備の整備 近年の猛暑により学習意欲の低下が懸念されます。 (鎌田小、旭町中、他)
(2) ランドセルロッカーの早期改修 ランドセルの大型化(A4サイズに対応)により、棚にランドセルが収まらない場合があります。 (本郷小、芳川小、他) 上記の対応につきまして大規模改修計画を待つのではなく、早急かつ柔軟な対応をお願いしま す。
〈回答〉
(1) 教室への冷房設備の設置につきましては、現在、パソコン教室、音楽室、図書室、職員室等に設置を 検討しています。(保健室及び中学校のパソコン教室には設置済)普通教室への設置は前記の各室 への設置が完了してから検討します。
(2) ランドセルロッカーの改修につきましては、大規模改修時の対応を基本と考えていますが優先順位を 検討し、対応していきたいと考えております。

2 通学路の安全確保について

通学路の整備、安全対策は各校より多数要望が上がっております。 (芳川小、鉢盛中、他) 通学路交通安全プログラムが、確実に効果を上げられるよう、合同点検の頻度を向上していただき たく思います。また昨今、不審者の通報も増えております。交通安全のみならず、通学路の防犯対策 も合わせてお取組みいただきますようお願いいたします。
〈回答〉
合同点検につきましては、要望箇所が多いため、事業化するにあたり必要に応じ実施していますの で、ご理解ください。 平成29年度 要望箇所 312ヶ所 合同点検 3回(8ヶ所) 通学路上の防犯対策について、警察又は防犯協会とも協力し対応します。

3 学校給食費の徴収について

現在、給食費の徴収は学校単位で行っており、一部学校では給食費未納者への連絡をPTA 役員が 行っており、以前よりその負担に対しての不満が寄せられておりました。さらに、集金した給食費を学校か ら市へ送金する際の手数料をPTA 会費から支出している学校も多く、PTA 財政を圧迫しております。 学校・PTA の負担軽減のため、学校給食費の徴収を行政で対応していただきたくお願いいたします。
〈回答〉
本市の学校給食費会計は、これまで「私会計」として、その収納事務は学校長の委任事務として行って きていますが、学校事務の負担軽減、会計事務の透明性、保護者負担の公平性、食材の安定購入など 学校給食に関する諸問題の解決を図るため公会計への移行を検討することとなりました。移行にあたって はいくつかの課題等が考えられるため、今後は市役所内での検討会を開き、公会計における課題の検討 を進め、一部学校に事務が残るものもあるかと思われますが、課題がクリアできた段階で公会計へ移行 し、行政での徴収事務を開始する予定です。

4 信州型コミュニティースクールの更なる推進について

以前より、郊外の学校ほど地域と学校とのつながりが深く、様々な交流を図っております。学校によって は地域の方が学校へ訪問し、子どもたちに様々な事を教えていただいたり、作業のお手伝いをしていた だいたりしています。 その一方で、市中心部の学校では、コミュニティーの存在が希薄だったり、人材が不足していたりとなか なか思うような活動が出来ていないのが実情です。(丸の内中、旭町中、他) 学校のニーズに合った、子どもたちのよりよい教育・体験のため、地域の枠を超えた学びが提供できま すように、松本市全体での人材バンクの設立など、地域の方の力を活かしていただける仕組みづくりをお 願いいたします。
〈回答〉
これまでのコミュニティースクールは、地域が学校に対して支援をしていくという、やや一方的な側面が 見られました。これからは学校も地域の一員として一緒に地域づくりを進めていくという考え方を基本にし ていきたいと考えております。 また、子どもたちは、地域での当たり前の生活に接し、様々な人と出会い、いろいろな体験をすることで 育っていくと考えます。 そこで、教育委員会としては、学校と地域が、イベント的な特別なものに一緒に取り組むだけでなく、例 えば学校の行事や給食に地域の希望者が一緒に参加する機会や、これまで以上に学校から地域に出向 く機会を作りたいと考えています。そうすることで、地域と学校が信頼関係を築き、人材バンクの設立等に より地域の方の力を活かしていただきながら、サポートだけではなく、学校と地域が日常的に手を取り合え る関係作りによるコミュニティー・スクール運営を目指していきたいと考えています。

教育委員会からの回答 はこちら(PDF)>>>

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